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4月, 2020の投稿を表示しています

待っていること

なるべくコンパクトにまとめて、なるべくわかりやすく、文を入力してみようと思っています。さて、どうなるでしょう。 とりあえず、THE BOYS&GIRLSは6月いっぱいまではお客さんを入れてのライブがありません。 7月は、予定しているのはもちろんあるけど、今後の状況によってはどうにかなっちゃう可能性も大いにあると、そんな風に思います。 4/29(水)に発売予定だった渾身の3rd Album「大切にしたいこと」は、7/1(水)に発売延期となりました。渾身の、本当に渾身の思いで完成させることができたアルバム。この4月に、お店に並べたかったけど、断念しました。ジャケットには、みんなから届いた“大切にしたいこと”の写真と赤いコンバース。歌詞カード開けば、俺の歌詞と、俺の大切にしたいことが詰まってます。完成品はもう手元にあって、実家には先に送ろうと思う。 発売延期になってしまったけど、4/29から、いわゆる『サブスク解禁』ってことで、各サブスク配信ツールにて全曲先行配信スタートします。当初は、サブスクの配信はCDが出てからにしようと個人的に思っていたけど、転換。先行配信という形でサブスク走らせることにしました。ガンガン聞いてください。そして、7月になったらCDを手にしてほしいです。 まあ、この辺は、ひとつ前の投稿に書いてるから、大丈夫か。 4/30(木) 無観客の状態で、THE BOYS&GIRLSは「ライブ」をします。今流行りの、無観客配信ライブってやつです。THE BOYS&GIRLSのYouTubeチャンネルから、当日21:00に開演。久しぶりに、本当に久しぶりにバンドで音を出します。 「配信ライブ」というものに対して、人それぞれ、色んな印象を持つと思います。 配信でも見れて嬉しいとか、配信じゃなくてライブハウスで見たいなとか。だから、よっぽど嫌な人がもしいれば、見ないでください。それだけのことです。 「配信ライブ」ってものに不信感を抱いてる人もいると思います、全然見なくて大丈夫です。Twitterとかみたいに、見たくなくても勝手に飛び込んでくるものってあるけど、今回に関しては自分の意思でボイガルのYouTube開かなきゃ見れないから、ご安心を。 ただ、誰がなんと言おうと、俺は、ライブをします。約束

この先忘れないように

4/29(水)に発売予定だった3枚目のアルバム「大切にしたいこと」は、7/1(水)に発売日が延期となった。 5/9(土)に代官山UNITで開催予定だったTHE BOYS&GIRLS企画「ノロシヲアゲロ4」は、中止に決めた。 5/16(土)から始まる予定だった全国ワンマンツアー「少年少女の星屑」は、最終日の8/23(日)札幌mole以外の公演がすべて延期となった。新たな予定として、8/23の札幌mole公演を初日にする。 その他にも、たくさん。現状で決まっていた3月から6月までの分はとりあえずすべてなくなった。発表されていなかったものも含め、結構な数。気持ちを日々立て直す。 トモフスキー聴いてる、最高。 毎週、「あいつの声がする」を生放送している。 ツイキャスというツールを使って、ひとりで部屋からどこかの知らないあいつに向けて話してる。ひとりラジオだ。どこかの知らないあいつの声が、こちらに届いて、それをまたどこかの知らないあいつに届けている。先日は、発表延期になってしまった3枚目のアルバム「大切にしたいこと」から“ビーアライブ”という曲を聴いてもらった。ちゃんと、ラジオのように、本来の音で自分の手で再生させて、自分の声で曲紹介をした。 ライブがなくなった今、それぞれのアーティストが、いろんな届け方や動き方を模索しながらやっている。僕は、この方法を、そのひとつして選んだ。部屋で歌ったりは、基本できない。THE BOYS&GIRLSのワタナベシンゴとして、今できることを、真剣に向きあい、ときにふざけて、ぶん投げる。 「カーテンコール」という曲が、次のアルバムに収録されている。 昨年できた曲で、大切な曲だ。 MVを撮りたくて、どうしても、松居大悟さんな撮ってもらいたいと思って、ずっとお願いしていた。さて動き出そうとなった矢先、この状況になった。僕は札幌を出れないし、松居さんも札幌に来れない。外でのロケなどはできない。うーん。 先日、松居さんから電話がきた。 「在宅で作ろう。みんなから、部屋の風景や部屋から見える風景を動画に撮ってもらって集めるんだ。それを組み合わせる。もちろん俺も撮るし、シンゴも送ってほしい。この曲だからできることだし、今のこんな状況だからこそ成立すると思うんだ」と言ってくれた。 嬉

きっとまた会える頃に

めちゃくちゃ長い、本当にくそ長なブログを打って、全部消した。 今までの思い出や、悔しかったこと、嬉しかったこと、ただただ連ねてスクロールがすごいことになったところで、そういうことじゃないなって思って全部消した。 ボロボロのソファーだけが残った楽屋で、「汗とか酒とか、大量に浸み込んでるんだろうなあ」と言ったら、ゆっきさんは「そうだな、汚えなあ」と笑っていた。「この壁、俺とアニーさんで塗ったんだよ、19かハタチの頃だった」と言っていた。 あのトイレで、何度吐いたかな。酒の飲み方もろくにわからず、楽しくて、後悔して。 COLONYでの思い出は全部、泥水のように汚いものばかりだな俺は。 みんな、話すことは全部過去のことだった。でもみんな楽しそうだった。みんなマスクしてて、表情は全部はわからなかった。それがよかったのかもな。 吉井さんが、黙々と脚立に登っていた。 札幌COLONYがなければ、もっとお金もあって綺麗な家に住んで穏やかな人生を過ごしていただろうなと思う。札幌COLONYさえなければ、変わっていたんだろうなと思う。 札幌COLONYさえなければ、こんな気持ちになることもなかったなと思う。 昨日、家に帰って、酒を飲んで酔っ払った。 きっとまた会える頃に、音楽は鳴り始める。 それまで、本当のさよならだ。