搭乗口

ライブは27日だけど、少し早めに東京入り。明日は朝から夕方まで行かなきゃいけないところがある。少し不安だけど、きっと大丈夫だろう。

昨日のブログ、ごめんな。
少し離れた街にいる友達からメールがきたよ、「俺のことだろ、ごめんな。」って。いや、謝るのは俺だよ、ごめん。また笑って会おう。
その時はお互い新しい歌があるといいな。


何人かからこの前路上終わったあと、そしてブログに路上のセットリスト載せたあとから質問があって、「ぼくのたからもの」について。
3月だし、何か合唱曲とか卒業曲とかをYouTubeとかネットで見たり聴いたりしてたの。そんで、今までそんなこと頭になかったけど卒業って小中高だけじゃなくて「幼稚園(保育園)」もあるってことに気づいて。そしたら、案の定あった。YouTubeにあった「ぼくのたからもの」。聴いたらいい歌すぎ。調べると、歌詞は幼稚園の先生が書いたらしくて、すごい親向けの歌詞。こんなの子供に歌われたら、、、ってくらいの。俺いま25歳だけど、本来5歳の子とかが歌う歌だけど、関係ないね、いい歌だもん。
幼稚園・保育園の先生やってる人とか学校通ってる人が数人反応してくれて嬉しかった。他の曲もあれば知りたい。

いい歌たくさん。



さっき、新千歳空港、手荷物検査場のとこでの話。
若いお母さんと小さな娘が、検査場の外から誰かに向かって手を振ってた。俺はそれを見てたんだけど。その人が検査場こえて見えなくなった途端に、お母さんは泣き崩れて、子供を抱きしめてて。女の子はその意味を理解してるかしてないのかわからないけど表情を変えずにお母さんの首もとあたりに手を回して抱いてて。10秒くらいしてから、女の子も泣いてた。

俺は何もできなくて、とりあえずボスにメールした。そしたら「身近な人も、知らない人も、みんな重たい荷物しょって歩いてるんだろな。」ってきた。その通りだと思った。
"それ"は、手荷物検査場なんかでチェックなんかできなくて、大きくて重たくて、誰にも預けることなんかできないんだろうなと思った。俺も、ちゃんと背負っているのかな。もう一度向き合ってみなきゃと思った。俺らは、いつもどこかで誰かを想って生きているけど、結局自分が自分と向きあって生きていかなきゃいけないんだ。そうやって生きたい。

自分の思う優しさっていうのは、誰かにとっては優しさではないのかもしれない。でも、誰かにとってはちゃんと優しさかもしれない。天秤には乗らないけど。


終わり良ければすべて良しなわけない。そこまでが大切。でも終わりが良いってこと自体は、多分いいことであって。だからといって終わり悪ければすべて悪いとも、思えないから不思議なもんで。


いまこれ読んでる君は俺のことどんな風に見てて、どんな風に思ってる?

機内の灯りが暗くなって、つけてた読書灯を消したとき、窓の外の街の灯りがすごくきれいだった。


羽田、到着。
暑いわ。

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