月に向かって走れ

昨日、帯広RESTでライブ。ひとりでRESTにいったのは初めてでした。たくさん来てくれて、聴いてくれてどうもありがとうございます。

また忘れられない日が増えてしまって、心臓がギュッとなってる。



2012年10月、俺は帯広にいる2匹の猫に出会った。出会ったというか、見ていたというか、聞いていたというか、なんていうんだろう。うまく表せれないんだけど、とりあえず「出会った」。その猫が俺を帯広に呼んでくれたようなもんだ。 




そのあと2013年3月、初めて帯広に歌いにいった。それは広小路というアーケード街、寒くて寒くて身体中の感覚が麻痺するくらいの寒い日。たくさん路上やってきてるけど、寒くてピックを持った手の形のまま動かなくなって、ピックが手から落ちてることにも気づかないほどだったのはあの日だけだ。忘れられないなあ、あの日は。 


それからようやく、この前の2月にバンドで歌いにいけて。で、昨日はようやくひとりで帯広のライブハウスに歌いにいけた。


帯広にくるときは、いつも何かある。心臓がギュッとなることがいつもあるの。なんなんだよ。
簡潔に書くと、えりこちゃんの歌に出会って昨日俺も出ることになった。そんな感じだ。


あずまりゅーたも連れていった。ラーメン屋で二人でラーメン食べてる時に、携帯でえりこちゃんの歌を聴かせて「この人が5/10に帯広でライブする。俺も出ることになった。だからお前もいくぞ」っていって、りゅーもいくことになった。

レンタカーで二人でいった。まちぶせ、勃発、ステファンドジミー、ジュディマリをずっと聴いてた。途中、山の中にある川で遊んだ。すげー楽しかった。今日いい日になるなって感じだった。
そして、はっきりいって、りゅーのライブは最高だった。本当に。今まで俺が見たことのあるりゅーじゃなかった。すごくかっこよかった。

そして、えりこちゃんのライブを見れて本当によかった。

帰りの車の中で、りゅーとずっと音楽やライブの話をしながら帰った。えりこちゃんのライブを見て思ったことを話した。俺もりゅーも、同じことを思っていた。えりこちゃんのCD、気づけば10周してた。鹿は16頭いた。キツネは3匹いた。真っ赤な月が不気味だったけど、月に向かって走る俺たちは何だか映画みたいだった。

AM2時に流れたくるりに、ちょっと言葉を失った。

りゅーを家まで送って、3時に家に着いた。それから色々して、6時半ころ寝て8時半に家を出た。激動の一日だった。







GWにあったJAM FES、みんな友達ができてりしてて何かいい感じだったけど、なぜか俺はそういうのがまったくなかった。毎日JAMにいたのに。友達できたぜ、離れるのさみしいね、ってあんまならなかった。でも、それでよかったんだった。シゲさんと話したときに、そう思った。友達はきっと言葉にならないものだったりするのかも。
二瓶くんや、ケイタとかとちゃんと出会えたし、まちぶせのみんなともいい感じの距離になれて距離をとれた。写真もとってないし、飯も一緒に食ってないけど、そういえば俺たち音楽で十分だった。心の近い友達は、そういうもんだ。 りゅーには、感謝してる。ありがとう。

今日は、色んなことを感じた日だったし、何にも考えなかった日だった。



ちゃんことにゃめろう、聴こえたか?


コメント