溢れが涙る

3週連続の東京。すごく晴れてる。成田空港から2時間弱かけて都心の方まできて、今は1人で喫茶店にいます。

アイスコーヒー。

6/5〜6/18の14日間で、3日間しか札幌にいないってことに気づいて、変なライブの組み方してるなあと思った。というか、ツアーいきますってなって14日間離れるならわかるけど真ん中に札幌3日間だから。でも、こうなるのは、素敵な夜が待ってる街が札幌だけじゃないってだけの話であって、とてもワクワクするんだなあ。



どうやったら伝わるかわからんけど、とりあえず明日のことについてちょっと書く。


明日はThreeQuestionsのイベント。なぜか彼らは7日間連続でイベントを打った。何でかはわからない。その最終日が明日の新宿JAM。7日間で42組ほどのアーティストがステージに上がるのかな。7日間の出演者見てみたけど、どう考えても数合わせなんかじゃ集めれないメンツ。凄まじい覚悟と熱を、感じたなあ俺は。すごいよほんとに。
で、俺らは、スリクエが招集した全国のアーティスト41組の、41番目。うーん。そうか。俺らのあとに、7日目のスリークエスチョンズが最後にやるのね。ふーん。

俺、親友なんですよ。スリークエスチョンズのボーカルの人。親友って20人30人っていないじゃないですか、俺も勿論いない。両手で数えれるくらい。
で、俺その少ない親友たちの好きなとこ、みんな共通して言えるのが「馴れ合ってくれる」ってとこで。俺の解釈だけど。みんなちゃーんと馴れ合ってくれる。…なんか語弊ありそう(笑)

ほんとに大切な存在なんですよ、数少ない馴れ合える友達だから。
で、馴れ合うことってめっちゃ難しいの。ってことに、馴れ合える数人に出会って初めて気づいたのです。だって本当に馴れ合える友達は、真剣だから、「俺たちは馴れ合いじゃない、馴れ合いなんてクソ喰らえだ!」とか言わなくても、それぞれで離れるときは離れる。くっつくときはくっつく。自分の歌があるときは自分の歌を歌う。自分の叫びがあるときは自分で叫ぶ。
はたから見れば仲良しでも、言い合いまくってるし反抗しまくってる。

俺の数少ない親友のバンド。そして今回も例によって彼は、"それ"をこえて俺たちを呼んでくれたと思ってるし、俺たちのステージに立つ時間をきめてくれたと思ってる。俺たちは親友、でもTHE BOYS&GIRLSとThreeQuestionsは、同じ畑で全く別のもの育ててる。そして、それぞれの収穫した新鮮でだけどボロボロで汚れてて突き抜けてるものを見せ合う。

俺は、その時を誰かに見てほしい。キミとかあなたとか、そういうの正直わかんない。誰かに見てほしいなあと心から思うのでござる。このブログも誰が読んでるかわからん。誰かさんに届けばいいと思う。

明日、初めて共演・見るバンドもいる。とても楽しみだしすこし怖い。でも、やっぱり楽しみ。
でね、後半、JET THUNDERS→The Homesicks→俺ら→ThreeQuestionsって流れ。この流れで、少年の叫びはもう聴こえなくなる。

まさか、こんな日が来るなんてね、シンゴ。びっくりだね、いつかのシンゴよ。

友達に無理矢理連れていかれた人生で初めてのライブハウス、札幌カウンターアクション。出演バンドも何にも1ミリも知らないまま、とにかく連れていかれたカウンターアクション。初めての生身のバンド。その夜最後のステージに立っていたのが、JET THUNDERSだった。7年前。それからという日々、もうジェットは芸能人でね。街とかでボーカルのしっぱいまん見かけたら「応援してます!」とか話かけてたなあ。

その後、札幌COLONYで俺が人生で初めてバンドマンに「サインください!」ってお願いした日があって。その俺がサインを頼んだ相手が、The Homesicksのボーカルのノザキジュンヤ。ラモーンズのステッカー貼ってる黒い手帳の最初のページに書いてもらったんだ、すごく嬉しかった。

札幌出身のジェットサンダースとホームシックス、しっぱいまんとノザキジュンヤ。数年前に俺の人生をぐっちゃぐちゃのごっちゃごちゃのめっちゃめちゃにした2組、2人。それから、俺は円山エクスタシーに出会って、円山エクスタシーがリンダリンダラバーソールに出会わせてくれて、リンラバが内藤重人に出会わせてくれて、内藤重人が俺たちを新宿JAMのステージに立たせてくれた。

明日は、しっぱいまんとジュンヤさんの後に俺が歌って、その後にシゲさんが歌うんだね。



ここに来るまで山あり谷ありで、突風に吹かれた夜もあったし、絶望の波に呑まれそうになったことも、親友や憧れの人に嘘をついたりもした。
靴はボロボロで穴あいて、ジーパンも破れて、血だらけになってた。
でも、それでも俺があの日カウンターアクションの階段をのぼった日から今までの足跡は、紛れもない俺の足跡で、茜色の階段だったってことに気づいたのはあれから何年も経った今だったよ、シゲさん。


思いが溢れるねえ。

コメント

  1. うん、シンゴさんの熱い思いはしっかりと届いてます。
    出逢うべくして出逢えるんだね。
    シンゴさんの磁力が引き寄せたのでしょうね。 ステキです。

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    1. うららさん
      コメントありがとうございます、遅れました。人生とはすごいですね、僕の磁力かあ、嬉しいなあ

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  2. 読んでますよ~(^^)ファイトシンゴさん!

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