悲しいのは嫌だ

誰かに嘘をつかれても、別に俺は大丈夫だ。大丈夫だっていうのは、「なぁーんだ、嘘か(^_^)」って全部流せるよとかそういうことではないけども。
嘘をついちゃったってことは、だってそのとき嘘をつくしかなかったんだもね。


激動の激情の三日間が終わり、家に着いたのが4時過ぎくらいで、すぐ布団に入った。


昨日は久しぶりの帯広REST。10/3に続きSUI企画。帯広編。
俺たちが始まる前、最終少女ひかさの正和さんが俺にあることを言って来た。だから俺は、俺たちのライブで腹いっぱいにしてやると言った。言ってないけど。でもそんなようなことを言った。

ただただ、楽しかった。

でも、「オナニーしにきたわけでもなく、かといってセックスをしにきたわけでもなく」って最初に言ったけど、ほんとにその言葉の通りのライブができただろうか。と、布団の中でふと思った。
自分で放った最初の言葉を、最後まで貫けたか、と。

昨日ライブが始まると、フロアには札幌の人、帯広の人、対バンの人たち、東京の人、砂川の人、滝川の人、釧路の人、色んな人を見つけたよ。あれ、あんた、この前あそこの街のあそこのライブハウスにもいたなあって人を。

俺のライブは、どうだっただろうか。
悲しいのは嫌だ。そりゃ、楽しいほうがいい。苦しいのは嫌だ。そりゃ、楽な方がいい。泣くのは嫌だ。そりゃ、笑ってた方がいい。誰かに嘘をつくくらいなら、その嘘を俺についてくれればいい。


またひとつ、一歩先を変えられたら。
俺たちが俺たちで進めて行く一歩先を変えられたとき、その先のステージでまた君を見つけたい。
と、強く思った。



やっぱり昨日は、オナニーじゃなかったし、セックスでもなかった。
俺は俺で、誰かは誰かで、一生懸命なだけだった。


高い金と時間と身体と勇気と感情を、俺たちは動かしてる。だったら俺たちはステージの上だけかっこいいバンドにはなっちゃいけない。もっと音楽を、もっと素晴らしいことを、もっと人間を、もっと知ろうとしなきゃいけない。



「お前ちゃんとしろよ」って、また夜に殴られた。でもありがとう。感謝するよ、帯広の夜。


また来てください。新しい歌を必ず用意しておく。その時はこっそりでもいい、友達とでもいい、一人でもいい。


そうだ、俺は全然大丈夫だけど、君はほんとに大丈夫?


身体が痛い、誰か揉んでくれ。
あと、お腹すいた。明日は札幌COLONYでひとりでライブ。無料。新しい歌を歌う。2番目。



10/2札幌mole
1.錆ないダイヤ
2.24
3.ただの一日
4.フレンズ君とロマンズ君
5.あすなろたち
6.歩く日々ソング
7.少年が歌うメロディー

10/3札幌KLUB COUNTER ACTION
1.二子玉川ゴーイングアンダーグラウンド
2.24
3.錆ないダイヤ
4.パレードは続く
5.踊るハートランド

10/4帯広REST
1.踊るハートランド
2.tanpopo
3.せーので歌うバラード
4.ライク・ア・ローリング・ソング
5.今日のうた
6.歩く日々ソング
7.すべてはここから
en.ハローグッバイサンキュー

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