もう一度だけ歌わせて
土日に、仙台と盛岡に行ってきた。ラブ人間のリリースツアーで、wiennersも2日間一緒だった。 仙台は2ヶ月足らずで行けることができてよかったなあ。フロアの後ろで腕あげていた一人の女性を見て涙が出そうになった。メルを歌ってる時、涙が出そうになった。 盛岡は去年の9月振り。出番前に色々な思いが身体中を駆けてるようなそんな感覚になった。どうしよっかなあって外で考えてたらあっという間に自分の時間。一瞬でスーッて過ぎる。 ラブ人間もwiennersも、底なしバンドだった。かくいう僕は、というか僕らはどうだろうと何度も何度も考えた。 僕がグラつくと、どうもこうもない。しっかり彼らの真ん中で真ん前で堂々としていられなきゃ、彼らはついてこれない。それは、バンドが止まるってことなんだよな。そんなの、嫌だなあ。 たった2日間だけど、色んなことを教えてくれた兄ちゃん達と、ほんの少しの間だけど一緒にいてくれた人に心から感謝します。 フウコ氏が「東京以外のボイガルも撮りたいです」と申し出てくれて、土曜日仙台まで来てくれた。当日バスで15時頃着いて、その夜24時のバスで東京に帰ってった。結果的にフウコ氏は、wiennersとラブ人間も撮ることになって必死になっていた。最近東京のライブは東京に住んでる彼女に動画を撮ってもらっている。で、同時進行で写真を頼む時もある。ライブが終わるとフウコ氏からぽんぽん送られてくる「それら」は、回を重ねるごとに明らかに熱の密度が高くなっているのがわかるのね。それは彼女が彼女なりに、常に課題だったり挑戦だったりミスだったりを自分で意識してるからなんだろうなと思う僕である。 初めて彼女が僕を撮ってくれたのが2月の二子玉川で路上やったとき。二子玉川で二子玉川ゴーイングアンダーグラウンド歌いたくて、それを動画撮ってもらいたくてツイッターに書いたところ、「動画普段がっつり撮ってるわけじゃないけど、撮らせてくれますか?」と言ってきたのがフウコ氏だった。お願いしますと返し、当日路上を始めた。1曲目歌い終わるくらいで、ひとりの女の子がカメラを構え始めたから「きっとこの子だな」と僕は思った。(会ったことないから顔とかわからんくて) 二子玉川ゴーイングアンダーグラウンドを歌うとき、「次の曲は確実に撮ってください」というと、小さく彼女は頷いた。 路上終わってから初