あの頃とは違うこんな歌
悲しくて苦しくてキツくて、そんなことが実はめちゃめちゃ多い一年だった。何にも見えなくなって考えたくなくって、すべてを投げ出して中標津に帰りたいって、毎月のように思った一年だった。色んな人と出会って、話して、この目で見て、この耳で聞いて、この足で行って、色んなことを感じれば感じるほど葛藤が生まれてくるし、でも全てがきっとボイガルに繋がってゆくと思って色んなことをして色んな人に会ってきたし飛び込んだつもりだったけど、そうすればそうするほど、ボイガルは後退していくばかりで、誰にも言えないことがどんどん増えていって酒ばっか飲んでた。たくさん飲めば楽しくなって昨日のことは忘れて「飲みすぎたなー、気持ち悪いなー」ってことだけ考えれたから、ひたすら飲んでた。でも友達や仲間と飲むお酒は本当に美味しかったし楽しくて、ずっとこんな時間が続けばいいなって何度も思った。歌を歌うということに逃げることが増えたから、2017年はそうはなりたくないし、そうじゃやくて、聞いてくれる人や僕の音楽を好きになってくれた人が安心して逃げてこれるような歌を歌えるように強くたくましく誰よりも冷たく大きな声で、そんな風にいれたらなって思ってます。
一生懸命向かって来てくれる人には一生懸命向かおうと思う。
「 悲しい時に浮かぶのいつでも君の顔だったよ」