「ENDLESS SUMMER 2017」五本目、高松
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ENDLESS SUMMER 2017、五本目の高松。前日に東京に入り、僕はTOKYO FMでラジオの収録があって、それが終わり少し休んでから深夜2時半頃、東京を出発して高松に向かった。ハイエース、新東名、ツアー、バンドっぽかった。昼前に高松に到着して、うどんを食べて、銭湯に行ってから会場入り。三月のサヌキロックぶり、久々の高松。DIMEは、2015年11月ぶりだ。2年ぶりにも関わらず、覚えてくれていて、暖かく手荒く迎えくださり、嬉しかった。古墳とトムボウイズと再会、口数は少なめ。僕は一人で、色々を思い出していた。状況は、変わっていく。何度も言い聞かせた。リハが終わって、大好きな古着屋さんへ。と言っても、まだ一回しか行ったことなかったけど。黒猫がレジに立つ。2年前に来た時に買ったラコステのジャージは、死ぬほど着てるお気に入り。去年も今年も、年賀状はそのお店からだけだった。久しぶりに行くと、前に来たことあるよな?と話していただき、ニートビーツの話などをした。女の子が着てくれたよという話もしてくれた。少し話して、服を見て、ジャージとTシャツを購入して、DIMEに戻った。お店の近くにはソレイユと言う建物があり、ゆいちゃんは元気かなと思った。この前、4プラの前であったけど。DIMEの前で入場待ちの方に、お酒をいただいた。僕らのTシャツを着てくれている人もいた。嬉しかった。1番目の古墳シスターズ、前に対バンした時と全然変わっていた。もちろん、良い意味です。まつやまくんは、「あの人には、小さな声で言わないと届かないんです」と言っていた。それが何のことかはわからなかったけど、あれからずっと今も、それが頭に残っている。僕は、声が大きい。誰よりも大きい声で歌わないと、届くものも届かないんじゃないかと不安になり、力が入ってしまう。でも、あの、まつやまくんの言葉が今も離れない。確かに、小さな声で伝えたいことが、僕にもあるかもしれない。小さな声じゃなきゃ伝わらないことが、あったかもしれない。僕はそれをもしかしたら、こぼしてきているかもしれない。そんなことを思った。まつやまくんは、僕とは全然違うタイプな気がしていた、前から。岡山で初めて対バンした時も、その時の打ち上げの時も思った。きっといつか、二人で話せる日が来るはずだと思い、僕はあの日は誰よりも早くホテルに戻った。なんて薄情なんだろう今思うと。この前の高松の時、古墳のライブを見ていて、と言うかまつやまくんを見ていて、勝手に話している気持ちになった。僕もなんかその感じわかるよと、伝えれてる気になった意味わかんないけど。好きだなと思った。「ずっと一緒にやってきたんです」と、最後の方で叫んでいた。
トムボウイズも、レコ発。彼女たちは初高松。めちゃくちゃ良いライブをしていた。ミラーボールが回った瞬間、きっと彼女たちが指定した演出ではなっかったぽくて、みんなが揃って天井を見上げて、嬉しそうに演奏していたのがとても印象的だった。トムボウイズはパンクのライブハウスももちろん似合うと思うけど、映画館も似合う。明るくて可愛いのは、言わずもがなだけど、トムボウイズはロックバンドだ。11月に初めて北海道にくる、二日間一緒にやる。めちゃ楽しみだし、札幌のみんなも絶対気に入ってくれる。本当に楽しみ。
僕らのライブはいつものように一瞬で過ぎていった。決して大入りではなかったけど、ガラガラじゃんとも思わなかった。きてくれた人のパワーが、そうさせてくれたのかもしれない、ありがとうございます。僕にとって高松は、「友達が連れてきてくれた場所」で、その思い出はきっとこの先もそうだし、一生大切にしていこうと思ってます。その友達は今は形を変え、それぞれの街で頑張っているから、いつかまた一緒に高松で会おうなんて約束はできなくなってしまったけど、僕はこうしてこの日自分たちのツアーでここに来れたことで少し強くなれた気がしたから、次に高松に来る時はもっとすごいボイガルで土足でお邪魔しようと思った。元、映画館。僕はそういうのに弱いです。全員と、話したかった。
打ち上げはささやかに、古墳オススメのうどん屋さん。
DIMEからお店へみんなで歩いて向かった。まつやまくんが「もっと向こうへ行くと、海が広がっています」と教えてくれた。帰り道、まつやまくんが「ここが僕の、散歩ロードです」と教えてくれた。僕は、好きだなあと思った。でも、連絡先の交換も何もしなかった。そういうもんだ。
ヒナちゃんはずっとニコニコしながら、話を聞いていた。しっかり者だなあ、ヒナちゃんは。
ほんの20m、3人で並んで歩いた。まつやまくんは真ん中で、「また来てください」と言っていた。
古墳はあっち、トムボウイズはそっち、僕らはこっち。
今日はありがとうって別れた。
何かを見せたくて渡したくて知ってほしくて、でも、いつももらってばかりだ。対バンや、お客さんや、ライブハウスや、街に、もらってばかりだ。
買ったばかりのジャージには、9月初旬の高松の夜風の匂いが今も沁みて消えないままだ。
スクリーンには、ぐしゃぐしゃの映画。客席は、まばら。
だけど不思議と、最後の最後、エンドロールまできっと、美しいよ。
ENDLESS SUMMER 2017、五本目の高松。前日に東京に入り、僕はTOKYO FMでラジオの収録があって、それが終わり少し休んでから深夜2時半頃、東京を出発して高松に向かった。ハイエース、新東名、ツアー、バンドっぽかった。昼前に高松に到着して、うどんを食べて、銭湯に行ってから会場入り。三月のサヌキロックぶり、久々の高松。DIMEは、2015年11月ぶりだ。2年ぶりにも関わらず、覚えてくれていて、暖かく手荒く迎えくださり、嬉しかった。古墳とトムボウイズと再会、口数は少なめ。僕は一人で、色々を思い出していた。状況は、変わっていく。何度も言い聞かせた。リハが終わって、大好きな古着屋さんへ。と言っても、まだ一回しか行ったことなかったけど。黒猫がレジに立つ。2年前に来た時に買ったラコステのジャージは、死ぬほど着てるお気に入り。去年も今年も、年賀状はそのお店からだけだった。久しぶりに行くと、前に来たことあるよな?と話していただき、ニートビーツの話などをした。女の子が着てくれたよという話もしてくれた。少し話して、服を見て、ジャージとTシャツを購入して、DIMEに戻った。お店の近くにはソレイユと言う建物があり、ゆいちゃんは元気かなと思った。この前、4プラの前であったけど。DIMEの前で入場待ちの方に、お酒をいただいた。僕らのTシャツを着てくれている人もいた。嬉しかった。1番目の古墳シスターズ、前に対バンした時と全然変わっていた。もちろん、良い意味です。まつやまくんは、「あの人には、小さな声で言わないと届かないんです」と言っていた。それが何のことかはわからなかったけど、あれからずっと今も、それが頭に残っている。僕は、声が大きい。誰よりも大きい声で歌わないと、届くものも届かないんじゃないかと不安になり、力が入ってしまう。でも、あの、まつやまくんの言葉が今も離れない。確かに、小さな声で伝えたいことが、僕にもあるかもしれない。小さな声じゃなきゃ伝わらないことが、あったかもしれない。僕はそれをもしかしたら、こぼしてきているかもしれない。そんなことを思った。まつやまくんは、僕とは全然違うタイプな気がしていた、前から。岡山で初めて対バンした時も、その時の打ち上げの時も思った。きっといつか、二人で話せる日が来るはずだと思い、僕はあの日は誰よりも早くホテルに戻った。なんて薄情なんだろう今思うと。この前の高松の時、古墳のライブを見ていて、と言うかまつやまくんを見ていて、勝手に話している気持ちになった。僕もなんかその感じわかるよと、伝えれてる気になった意味わかんないけど。好きだなと思った。「ずっと一緒にやってきたんです」と、最後の方で叫んでいた。
トムボウイズも、レコ発。彼女たちは初高松。めちゃくちゃ良いライブをしていた。ミラーボールが回った瞬間、きっと彼女たちが指定した演出ではなっかったぽくて、みんなが揃って天井を見上げて、嬉しそうに演奏していたのがとても印象的だった。トムボウイズはパンクのライブハウスももちろん似合うと思うけど、映画館も似合う。明るくて可愛いのは、言わずもがなだけど、トムボウイズはロックバンドだ。11月に初めて北海道にくる、二日間一緒にやる。めちゃ楽しみだし、札幌のみんなも絶対気に入ってくれる。本当に楽しみ。
僕らのライブはいつものように一瞬で過ぎていった。決して大入りではなかったけど、ガラガラじゃんとも思わなかった。きてくれた人のパワーが、そうさせてくれたのかもしれない、ありがとうございます。僕にとって高松は、「友達が連れてきてくれた場所」で、その思い出はきっとこの先もそうだし、一生大切にしていこうと思ってます。その友達は今は形を変え、それぞれの街で頑張っているから、いつかまた一緒に高松で会おうなんて約束はできなくなってしまったけど、僕はこうしてこの日自分たちのツアーでここに来れたことで少し強くなれた気がしたから、次に高松に来る時はもっとすごいボイガルで土足でお邪魔しようと思った。元、映画館。僕はそういうのに弱いです。全員と、話したかった。
打ち上げはささやかに、古墳オススメのうどん屋さん。
DIMEからお店へみんなで歩いて向かった。まつやまくんが「もっと向こうへ行くと、海が広がっています」と教えてくれた。帰り道、まつやまくんが「ここが僕の、散歩ロードです」と教えてくれた。僕は、好きだなあと思った。でも、連絡先の交換も何もしなかった。そういうもんだ。
ヒナちゃんはずっとニコニコしながら、話を聞いていた。しっかり者だなあ、ヒナちゃんは。
ほんの20m、3人で並んで歩いた。まつやまくんは真ん中で、「また来てください」と言っていた。
古墳はあっち、トムボウイズはそっち、僕らはこっち。
今日はありがとうって別れた。
何かを見せたくて渡したくて知ってほしくて、でも、いつももらってばかりだ。対バンや、お客さんや、ライブハウスや、街に、もらってばかりだ。
買ったばかりのジャージには、9月初旬の高松の夜風の匂いが今も沁みて消えないままだ。
スクリーンには、ぐしゃぐしゃの映画。客席は、まばら。
だけど不思議と、最後の最後、エンドロールまできっと、美しいよ。
本当に素敵な夜でした。高松に来て下さって本当にありがとうございます。
返信削除ライブが終わって映画とか舞台ならスタンディングオベーションとかしちゃうような、そんな夜なんじゃないかな、元、映画館のDIMEにはもってこいだなって帰り道思ったりしました。
DIMEのトイレにフラカンのハイエースの歌詞が貼ってあって、ボイガル今日はハイエースで高松まで来てたなぁ、ボイガルもこんな気持ちなのかな…なんか凄くグッと来ました。
ライブ中、ある曲の時に涙が出そうで動けなくなっちゃって…だけど私の前でライブを観ていた息子が振り返って心配するもんだから笑顔に変えて楽しみました。ノンフィクションの約束…きっと次のDIMEはギュウギュウでダイブとかモッシュとかおこったりしてて…ああ…夢はいつか現実に。
そう言えばあの日古着屋さんに行って、シンゴ君のお話を少ししたんですが、お店のお姉さん、路上とかもやってる良く喋る北海道の男の子やろ?年賀状出してるわ!って。…良く喋る男の子。笑
PUMAのジャージ凄く似合ってました。また高松に来てください。そのジャージに沁みてる、9月初旬の高松の夜風の匂いが消えて思い出になる前に…高松で待っています。
美保さん→
削除高松、好きな街の一つなので、また必ず行きます。次は何買おうかな