「ENDLESS SUMMER 2017」十四本目、岡山


10/5
ENDLESS SUMMER 2017、岡山。
神戸空港で降りて、東京からの車に乗り込み、神戸から岡山まで車で向かった。ちょうど一年ぶりの岡山、果たして今夜はどんな夜になるかとワクワクしながら。共演はTHE 抱きしめるズとギャーギャーズ。3組ともリリースツアーだ。

会場に着いて、機材搬入して、抱きしめるズとギャーギャーズが来て。セッチューフリーというイベントでは何度も一緒にやってるけど、こうやってなんていうか、リリースツアーみたいな感じで誰かの冠がついてる日に一緒にやるのは初めてで、変なそわそわ空気が流れてた。すごいことになりそうな気がした。

リハーサル終わって、一年ぶりのコインランドリーへ。リバーサイド。あの日はGOING UNDER GROUNDのスタンドバイミーTシャツを着ていたが、まさかのこの日も同じTシャツを着てて、勝手に一人で恥ずかしくなってた、誰もそんなこと知らないし見てもいないのに、ひい!

オープン前、小さな川沿いに猫がいた。僕は猫とずっと見つめ合っていた。猫は僕に話しかけていた。僕も猫に話しかけていた。拝啓ベイビーが頭の中でずっと流れていた。時間になって猫と別れた。ベイビー、二人の夜だね。

一番目のTHE 抱きしめるズ、飛ばしてた。この前OTODAMAで久しぶりに見て、ぐわぁぁぁってやられて、この日の対バンがより楽しみになって脅威になって。闘ってて、もがいてて、輝いていた。自身もレコ発、抱いてる気持ちや想いが、ひーくんからドバドバ溢れてた。

二番目のギャーギャーズ。大好きで。すげーやんちゃな兄ちゃん達って感じだけど、その背中はでかい。ずっとふざけてるし、僕もずっとゲッテさんにくっついては生意気にわーわー言って、でもやっぱり音楽とかライブには真摯だ。気づいてたけど、こやって対バンしてそれがより感じれて、だからギャーギャーズが好きだなあって思った。

三番目、うち。あの日の岡山から一年経って、変わらなかったことと変わったことがあって、瞬間は愛しくて、外は雨だった。もっともっと歌いたいって思った。この一年で新たに届いた人ってきっとごく僅かで、フロアは満員ではなかったしそれはそれで少し悔しくはあったけど、今日までその日をその日で正面から受け止めて認めてツアー回って来たし、この日も最大級で挑んだ。これはセッチューフリーではなく、エンドレスサマー2017だ。10周年の兄貴たちの胸ぐら掴んで、後で笑うんだ。来てくれた人に、ものすごい感情になってもらう、それだけだ。最後にMCしてるとき、ちょっと泣きそうになった。気づけば自分への言葉になっていたからなのかもしれないな。ライブには不思議な力がある。また忘れられない日になりました。

アンコールは、思いつきで、3曲。
あんなのもう2度とやりたくないし、やれない。抱きしめるズとギャーギャーズだからできたこと。ただ終わったあとに抱きしめるズとギャーギャーズのメンバーが口揃えて「お前らずるいわ~~!」ってニコニコしながら言ってくれたのが、本当に嬉しかった、へへへ。



ママツーで、乾杯だけして解散。抱きしめるズとギャーギャーズは車で街へ帰っていった。
僕らは岡山に泊まりだったので、打ち上げ。ツアーが始まって、みんなで飲む回数が増えた気がする。そんなことないかな。楽しい。覚えてないくらい飲んで辻さんが怒って、また朝がきての繰り返し。

6日は岡山オフだった。ひとり街を飛び出して、見たことないもの探しに行った。知らない気持ちを掴みに行った。夜に岡山戻ってきて、辻さんと打ち合わせをして宿に帰った。




忘れられない。
ずっとずっと忘れない。
そうやって次の場所に行くのだ。

コメント

  1. 楽しくて楽しくて楽しくて…。家に帰ってからも眠れなくて、結局あの日はほとんど眠れないまま朝が来ました。夏のあの日も秋のあの時もエンドレスサマーのこの日も眠れなかった。
    自分の地元ではないけど、岡山ママツーはボイガルのライブを初めて観た特別な場所です。あの日からずっとボイガルが好き。初めてのライブのあの日、岡山は雨で、エンドレスサマーのこの日も雨。とっても楽しくて、そしてなんだかとってもドラマチック。そんな忘れられない夜になりました。

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  2. 美保さん→
    この日は抱きしめるズとギャーギャーズに救われました。雨でしたね。

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