「ENDLESS SUMMER 2017」十九本目、札幌


10/29
ENDLESS SUMMER 2017、セミファイナル。対バンは、黒猫チェルシー。
個人的な出会いは、僕がまだCOLONYで働いていた頃。2011年9月にフラカンと黒猫がCOLONYでツーマンした時も僕はいた。その日の打ち上げで少しお話をした。大知とはその時、憂歌団とかの話をして、僕は彼に「僕も春からバンドを始めたんだ」と言う話をした気がする。その二ヶ月後、2011年11月、札幌ベッシーホールで黒猫はワンマン。そのオープニングアクトに、ボイガルを選んでくれた。そこで、初めての対バンだった。カメラマンのおはぎちゃんに出会ったのも、その時だ。


それから年に一回くらい、顔を合わせてきた気がする。NHKのドラマに、彼のバンドメンバー役でボイガルみんなで出演したこともある。ライブシーンもあって、「踊るハートランド」と言う我々の初期のダンスナンバーを劇中で演奏したりした(ちなみにあの歌はCOLONYの歌である)。大知の誕生日にメールしたら、「そんなことより卓球がやばい!」と返事が返ってきたこともある。あれはなんだったんだ。まあなんやかんや、6年の時を経て、ようやく僕らが呼べた。場所はCOLONY。なんだかつながるなーって、今さら思ってる。

今年のジョインの話とか、そういうのはもうどうでもいいや。
今と今のぶつかり合い、抱きしめ合い。
紛れもなく僕は黒猫チェルシーが好きです。


満員のCOLONY。
灼熱のCOLONY。
僕はもう序盤中の序盤で、べちゃべちゃだ。フロアにはエンドレス様、それぞれの物語がある。ページは僕にめくらせてくれ。今日だけは僕に読み聞かせをさせておくれ。
ぶっ倒れそうになりながら、とにかく歌い続けた。

その日が何日目とか、セミファイナルとか、こっちの都合。
今日が初めての人もいる。今日が最後の人もいる。それだけは忘れずにステージに立たなきゃと思いながら回ってきた。それは次の日もそうだ。

COLONYでこんな暑かったことあったかなってくらいの汗。
楽屋の流しでTシャツ絞ったら、ドバドバ汗が出てきた。
お客さんたち、ごめんなさいね、汗とかつばとか、ごめんね。

明日もこんな暑いのかな、やだなーなんて、嬉しい悲鳴を感じながら黒猫と打ち上げ。
夜中、家に帰り、すぐ寝た。

(撮影:南 風子)


「明日、終わるなあ」って思った。
黒猫チェルシーに出会えて本当に良かった。

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