全然やってください(10/13.19.20.21)

10/13 CLUB CITTA'川崎
SET YOU FREE SUMMER FESTA 2108がありました。このイベントに関しては特にもう言うことはありません。毎年きっとこの時期にブログ書いてる気がするので物好きな人は遡って見てみてください、書いてなかったらすいません。今教えてくれないなら知らんって人は見なくていいです。僕は冷たい人。
僕はね、公立高校です、ずっと。どんなになっても、どんなにならなくても、公立高校のマインドです。だから、私立になんて思われようが知ったこっちゃないんです。これは別に、「アンチ私立」とかそういうことが言いたいわけじゃなくてね。あくまでも自分のマインドのもっていき方として、公立のマインドってこと。めんどくさい男だな。兎に角、この日は渾身の公立マインドで会場入りしたわけです。ここ最近はセッチューフリーに出演できていなかったけど、この日トリだったし。これまでの短いバンド人生において、出演順、というか「トリ」を意識しているのは、このセッチューフリーサマーフェスタだけなんです。それはきっと、バンドなんかやるもっと前、僕が中学生の頃に遡るんだけど、うーんめんどくさいから割愛。兎に角、セッチューフリーというものは僕にとってはそういうものです。僕はあまりにも器が小さいので、あからさまな大団円は生み出せなかったかもしれないけれど、僕らのやり方はあれしかなかったということです。
いつも、セッチューフリーは、1組目の前に必ず流れる曲があります。「セッチューフリー〜〜」というサビの曲。セッチューフリーの首謀者千葉さんに聞きましたよさすがに。「あれ、誰の歌?」って。「3 snottiesだよ」と彼は答えます。へーそうなんだと僕は言います。それを知ってからどれくらいの月日が流れたかなんて思い返したくもないですが、なんか前日になって急に、「あの歌やりたいな」って思いました。そしてメンバーに相談して、もしも万が一アンコールがあったらあの歌やろうって。ぶつ切りのYouTubeを3つくらい送って各自コピーしてもらって。当日アンコールがあってぶっつけ本番。楽しかったな。
勝手にやるのはなんか違ったから、3 snottiesのメンバーのモンタックさんのインスタを探し出し、DMして。初めまして、曲やっていいですか?って。そしたら本番一時間前くらいに「全然やってください!」ってきて。やった。かっけー曲。いい日でした。
終演後、フロアに誰もいなくなって、撤収が始まったチッタで、バックドロップがまだ掲げられたままで、バックドロップに向かって新曲を小さい声で一人で歌った。そしたら千葉さんがきて、二人で写真を撮った。


翌日はツアーで八王子。それは次の投稿に書きます。


ちょっと飛んで、10月19日。札幌スピリチュアルラウンジ。久しぶりのスピリチュアル。
東京の本棚のモヨコというバンドが久しぶりに札幌に来るってんで呼んでいただいた。嬉しいな。そもそもモヨコはずっと札幌で活動していて、僕らは同年代で。大切な存在だった。やがて彼らは東京に進出した。だから何って感じだ。僕にとってのモヨコの存在は、出会った頃から何も変わらない。多くは語らない。いち男として、2018年の中でも上位に入るくらいの大切な日だったように思う。一人の男として。モヨコと過ごす日というのは、いつもそういう日のような気がする。ありがとう。


10月20日。高円寺HIGH。グッバイフジヤマの企画に呼んでいただいた。グッバイフジヤマは、高円寺発のバンドらしい。勝手にずっと渋谷か下北沢かなと思っていたから意外だった。結成当初はずっと高円寺でライブしてたんだって。実は、僕らも初めての東京ライブは高円寺で、会場はまさに、高円寺HIGH。その日はせっちゅーふりーで呼んでもらって、オープニングアクトで持ち時間20分だった。時期的なものもあり、タイミング的なものもあり、この日はなんだか胸がざわついたな。嬉しかったし、ざわついたみたいな。ここで見たKiNGONSがヤバかったこととか、いつかのひーくんとか、いろんなことを思い出した。そして何より嬉しかったのが、グッバイフジヤマがめちゃめちゃかっこよかったこと。僕が今まで見てきたグッバイフジヤマじゃないような気がして、それが嬉しかった。ボーカルのなかやまくんが、俺がずっとぼんやりと抱いていたなかやまくんだったのです。うまく言えないけど、そうだったの。あの人は優しすぎる。それが本当に羨ましいし素敵なことだけど、もし自分があの人のような性格だったら爆発しちゃうきがする。なかやまくんだから、なかやまくんをやれるんだなって思った。またいつか、5年後くらいに一緒にやりたいなって思いました。

その翌日、21日。久しぶりに下北沢BASEMENT BARのステージに立った。この日はサーキットイベントで、主催の龍ノ平さんにゆかりあるアーティストが多数出演していて。でも僕ら会ったことなくて。大丈夫かなって思ってたけど、龍ノ平さんが僕らのライブ見て誘ってくれたことに変わりはないし精一杯やろうと思って。すんごい楽しかったな。サーキットイベントってどんな気持ちでやったらいいかわからなくて少し苦手だったんだけど、なんか、この日は「そっか、こういうことか」みたいな気持ちでやれてよかったな。ベースメントバーは、僕らが初めて東京でワンマンでソールドアウトできたところで。このライブハウスがあったから動き出した物語ってのがたくさんあるから、きっと一生大切な場所。もしも、もしもだけど、このバンドが武道館級になっても、ベースメントのステージに絶対立ちたいもんな。そんな感じ。大切。ガラガラのベースメントバーで歌った少年が歌うメロディー、今もはっきり覚えてるもんな。


物語は進んでいくけど、それは上書きではなくて、次のページに進んでいるだけ。
広辞苑より、分厚く。

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