朝靄が綺麗で

今、北海道を離れています。これから先に起こりうる出来事の可能性を探りながら、見据えながら、考えながら、毎日を過ごしています。昨日は少しお酒を飲みました、そのせいか眠る前に涙が止まらなくなってしまいました。自分でもびっくり。
頭の中では、もう6月が終わりそうです。

3月にワンマンツアー「少年少女の陽炎」があります。3月11日大阪は心斎橋BRONZE、お世話になっている場所。3月19日東京は渋谷CLUB QUATTRO、バンド史上最大収容人数、札幌在住の芋バンドがクアトロなんてと呆れられたって埋めたいのです。3月28日北海道は札幌PENNY LANE 24、二度目の正直だここで決着をつけます。この3本をもって、僕以外のメンバー3人はこのバンドをやめます。あまりにも濃い日々だった。その先は、そっちは任せた、こっちは任せてくれ。
明日25日23時59分まで、イープラスにてチケットプレオーダー受付中です。どうか逃さぬよう応募を。


さあ、その前に僕は舞台があります。
「みみばしる」という舞台で、ゴジゲンという劇団とJ-WAVEというラジオ局の合同企画公演。2月6日〜17日で下北沢本多劇場で16公演、2月23日〜24日で福岡久留米座で3公演、3月1日〜3日で大阪近鉄アート館で4公演、計23公演。こんな貴重な機会を僕に与えてくれた関係者の皆様に心から感謝します。ぜひ見に来てください、僕は、「歌、演奏」という役割で立たせていただきます。この「みみばしる」は監督が松居大悟さん、主演が本仮屋ユイカさん、音楽監督が石崎ひゅーいさんです。僕は音楽監督であるひゅーいさんの作った曲を、歌います。本番までの日々、稽古のたびに東京に飛ぶのはリスクがありすぎるので、僕は来月のどこかのタイミングから東京に住みます。真冬の北海道を1ヶ月半近く離れるのは少し寂しいですが、僕は僕に与えられた素敵な瞬間を逃さないように一生懸命生きようと思います。

それが終わって、すぐ現体制最後のワンマンツアーが始まるというわけです。正気じゃいられないと思っています。今もう既に、少しパンパンになりつつあるような気が自分でもしています。でも、きっと強くなれるような気もしているので、舞台もバンドもフル回転の全速力で取り組もうと思います。




さっき、一人でバッティングセンターに行ってきました。特に意味はないけど、急になぜか、打ちたいなあと思い。何年ぶりに行ったかなあ。お父さんと小学生くらいの男の子の組が2組、男友達2人で来てたのが2組、と僕。
メリークリスマスというにはあまりにも無理があったけど、それぞれの思いの中できっとみんなバットを振っていたんだと思います。僕はそう。120kmってこんなに速かったっけとビビりながらもバットを降り続けました、60球。自分でもわかるくらい汚いフォームで。
僕は右利きなんだけど、左打席にずっと憧れていて密かに高校時代練習していたものです。結局勇気が出なくて右打席のままで終わったけれど。そんなことを思い出して試しに左打席で打ってみたら、右打席より左の方がよく当たりました。

でも結局、なかなか遠くまでは飛んで行ってくれません。バットの芯で捕えることができずボテボテの打球と引き換えに手がしびれます。振っても振っても届かなくて、あっという間に日が沈み始めました。隣でいい当たりを連発していた小学生はお父さんと元気よく帰って行ったので、きっと、家でケーキとプレゼントが待っているのかもしれません。僕はもう一度だけプレイしてから、受付のお兄さんに「ありがとうございました」と告げて後にしました。


今はモスバーガーで、一人、これを入力しています。
「お持ち帰りですか?」とあまりにも元気よく聞かれたので、「店内でいただきます!」と元気よく答え、ジンジャーエールを受け取り席に着き、2時間ほどが経ったところ。レジ前の席に座ったもので、予約していたであろう商品を取りに来るカップルや家族連れが続々と来ていて、賑やかです。店内に座っているのは、おじいちゃん3人組、外国人二人組、と僕。メリークリスマスというにはあまりにも無理があるけど、それぞれの思いの中できっとみんなポテトを食べたりしているんだと思います。僕はそう。



さて、そろそろお店を出ようかな。やれること、考えること、たくさんある。

何もなくたって、何もなくなったって、あったかい靴下とあったかいセーターで。

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