あなたへ


明転

6/20札幌 w/空きっ腹に酒、-KARMA-
7/7大阪 w/Hump Back
7/22東京 w/ハルカミライ
8/3福岡 w/ircle、2
9/17名古屋 w/ハルカミライ
10/11高松 w/2、ハンブレッダーズ
11/10仙台 w/My Hair is Bad

ほぼ月1でしか回ってこれなかったけど。
でも、このツアーの組み方が今年のTHE BOYS&GIRLSができる最速かつ最大の組み方でした。各地、来てくれた方、対バンのみんな、本当にありがとう。

見切り発車、一寸先は闇、切れた裸電球。
きつい二日酔い、錆びた弦、消えた台風。
音楽なんてなくたって、俺たちは生きていける。


各地で確かに巻き起こった、小さな小さなドラマと渦。ボロボロになったTHE BOYS&GIRLSの地図帳。もう、ヘトヘトで、くたくたになったよ赤い靴。
だけど進もう、目の前の1人に歌うこと諦めちゃダメだ。



この前、仙台でMy Hair is Badとツーマンをして、対バンシリーズは終了。
打ち上げ1軒目をでて、ともと2人でその辺にあった居酒屋にいって。
ホテルまで送るよなんていって歩いてたら、バヤくんがきて、3人で松屋行って。
またねーなんて言って、そこから自分の宿までひとりフラフラしながら歩いて。

あの真夜中の帰り道、一人で何考えてたっけな。
楽しかったなあとか、なんか、そんな感じだったっけな。

ポルノに部屋の番号きいて、もう着くからまだ寝るなって押しかけて、みかどもいて、ふるさんは寝たらしくていなくて。そこから自分の部屋に戻ったのは何時だったっけ、覚えてないけど、悪いことしたな。



思い返せば、
ひとりになってすぐ4月頭、陽炎のレコーディングして、MVもとって。
4/20に札幌でIMPACTっていうサーキットイベントで1発目のライブして。
5/12に帯広で2本目のライブ、BiSHとの2マンで。
そして6/20から明転ツアー始まって。

濃かった。



毎日のように、答えが出ないようなこと布団で考えてたら、もう11月が終わる。
明転、残りは12/13札幌PENNY LANE 24でワンマンです。ツアーファイナルってやつ。
3月末にカイトとトモヤさんとケントボーイズとの最後のライブをした以来のペニーレーン。収容人数550人、あの日は即完で、買えなかったって人が同じくらいいて。嬉しかったのと、驚きと。
やっぱ最後は見たいもんな。だけど、やっぱTHE BOYS&GIRLS続けようと思ってさあ。散り際はきっと美しかったし、あいつらの去り際は優しかったから、だからこそTHE BOYS&GIRLSはまだ咲かせようと思ってさあ。決めたんだよなあ。どうかな。


今朝、起きたらスタッフから連絡が来てて。
「現時点での12/13の売り上げ枚数、238枚!」って。
明転初日のキューブガーデンの動員にすら、届いていない。でもまあ、がんばった方か。



なんて、思うわけなくて。



この半年駆け抜けてきた日々も、重ねてきた音も、交わした言葉も、喰らった対バンの気持ちも、こんなもんじゃない。
550人に直接届けられるなら、550人に直接届けたい。
地元札幌で、彼らとの最後の日になったあのペニーレーンで、この半年必死に俺の腕掴んで明転ツアーついてきてくれたサポートメンバーの三角とふるさんとポルノとのTHE BOYS&GIRLSを届けたい。
道外でのライブでサポートしてくれてる東京メンバーの開とジオくんとユウくんの分も。陽炎のレコーディングでギター弾いてくれたウズラと、帯広ライブでギター弾いてくれた正和さんの分も。


シンガロングとか、ダイブとか拳とか、やっぱすごい気持ちがグァーッてなるけど、そうじゃなくて。
俺たちはそうじゃなくて、もっとなんていうか生活を引きずったままでよくて、もちろんライブハウスなんて非日常の空間だしライブってのは不思議な力があるからそれは大前提だけど、でも、引きずってても全然よくて。
というか、俺が日常のこと忘れられるくらいの余裕がなくていっぱいいっぱいだからなのかもしれないし、そういう歌しか書けないからなのかもしれないけど。だから、夢なんてないかもしれないけど。
だけど、だからこそ、そんな平凡な瞬間が最大のドラマになったりするのを知っているんだ俺は。
そこには嘘なんてないってのも知ってるから。だから。だから。生きているっていうのを感じるのがいいんだ。


路上をしたり、ツイッタ―に動画を上げたり、何のためにやってるかなんて自分でもわかんない。
ただ、今のTHE BOYS&GIRLSを知ってほしくて見てほしくて届いてほしいというだけの本心。
日常、日常、言いながら、日常のふとしたことSNSにあげてる余裕がない。
同じような堅苦しい綺麗事のようなバンドの告知ごとばかりで、親しみやすさもないだろうけど。



おーい、みんな、どこいった?
あと3週間ちょっとで、312人。意地でも届けたい。
立ち止まる勇気を持ってほしくて、俺は進むことにしたのだ。

コメント

  1. ボイガルとマイヘアのツーマンがどうしても観たくて
    埼玉から遠征して仙台行きました。
    マイヘア初めて観たんですけど、
    本当にライブがかっこいいなぁと思って、
    またボイガルのおかげでかっこいいバンドを
    知ることができて嬉しいです。
    ツアーラストの札幌、行きたい気持ちは
    誰にも負けない自信がありますが
    残念ながら叶わないと思うので、
    当日は気持ちだけ札幌に送ります!

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    1. 埼玉から遥々ありがとうございます。対バンがいるというのは僕らにとっても来てくれるお客さんにとっても凄く意味のあることなので、そんな風な出会いがあったようで嬉しいです。気持ちありがたく受けとりました、がんばります!

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  2. 3月の札幌にはいたのに、12月の札幌には行けないです、ごめんなさい。行きたい気持ちしかないですが、まだまだ社会人一年目で、休みも少なければ、給料も安い、現実的に厳しかったです、、でも絶対また北海道にボイガル見に行くので、だからそれまで、ずっとボイガル続けていて下さい!名古屋でハルカミライがいたから音楽続けられたって言ってたのものすごく嬉しかったです。続けてくれてありがとうございますを全力で伝えたいです!これからも、シンゴさんの歌とボイガルの音楽が大好きです!

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    1. 謝ることじゃないので、心の中で訂正してください!!ライブに行けないこと、CDを買えないことは、悪いことではありません。それぞれの日々の中でそれぞれのあり方で存在してくれるのが嬉しいです。周りと比べることなく、またいつの日か会場でお会いできれば嬉しいです、まだ歌います!

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  3. 私の小さくて、忙しない世界の中で、ボイガルやシンゴさんの歌が大きく広く響いています。どうしようもない気持ちの夜や楽しくてしかたがない時、寄り添ってくれる歌にいつも救われています。少しでも早く、たくさんの人がシンゴさんの歌たちに出逢えるように、遠い所からではありますが、応援しています。

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    1. ありがとうございます、とっても嬉しいお言葉です。なんかもう不思議なもんで、皆さんに届けたいはずなのに、皆さんの思いがこちらに届いてパワーもらってる日々です。僕も小さな世界です、ここから飛び出してまた音楽を届けたいと思います。

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  4. 明転、暗転ツアーで色々な所に行くことが出来ました!その間、私にも沢山のドラマがあり思い返すと優しく温かい気持ちになります。
    このツアーでライブの楽しさや感動だけでなくTHE BOYS&GIRLSの生き様を見せてもらいました!
    シンゴさんを信じて船に乗り込んで本当に本当に良かったです!
    ツアーファイナル、行きます!!
    ボイガル好きとしてはワンマン、とても嬉しいです。あの曲もこの曲も聴けるかなと、今から想像してワクワクしてます。
    ライブ8時間くらいお願いします!
    楽しみにしてます♪
    シンゴさん、これからも素敵な歌を沢山聴かせてください!

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    1. ありがとうございます、あと1本でこの航海は終わりますが、また次に向けて出航できるよう精一杯やります。

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  5. シンゴさんがたくさんの力を私達に分けてくれて、全力で歌うかっこいい姿を見せてくれて、その度にまた明日も頑張ろうと思えて。
    立ち止まってもいいとボイガルが言ってくれたから私は休むことを選べました。
    ワンマン行きます!
    たくさんのパワーで背中を押してもらいに行きます!
    ボイガルが大好きです

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    1. 立ち止まるということが進むということにつながると知れたのは、僕自身ここ最近です。選択して、止まって、休めた自分を褒めてあげてくださいね。ペニーレーンまでどうか気をつけて。

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