待っていること

なるべくコンパクトにまとめて、なるべくわかりやすく、文を入力してみようと思っています。さて、どうなるでしょう。



とりあえず、THE BOYS&GIRLSは6月いっぱいまではお客さんを入れてのライブがありません。
7月は、予定しているのはもちろんあるけど、今後の状況によってはどうにかなっちゃう可能性も大いにあると、そんな風に思います。

4/29(水)に発売予定だった渾身の3rd Album「大切にしたいこと」は、7/1(水)に発売延期となりました。渾身の、本当に渾身の思いで完成させることができたアルバム。この4月に、お店に並べたかったけど、断念しました。ジャケットには、みんなから届いた“大切にしたいこと”の写真と赤いコンバース。歌詞カード開けば、俺の歌詞と、俺の大切にしたいことが詰まってます。完成品はもう手元にあって、実家には先に送ろうと思う。

発売延期になってしまったけど、4/29から、いわゆる『サブスク解禁』ってことで、各サブスク配信ツールにて全曲先行配信スタートします。当初は、サブスクの配信はCDが出てからにしようと個人的に思っていたけど、転換。先行配信という形でサブスク走らせることにしました。ガンガン聞いてください。そして、7月になったらCDを手にしてほしいです。


まあ、この辺は、ひとつ前の投稿に書いてるから、大丈夫か。





4/30(木)
無観客の状態で、THE BOYS&GIRLSは「ライブ」をします。今流行りの、無観客配信ライブってやつです。THE BOYS&GIRLSのYouTubeチャンネルから、当日21:00に開演。久しぶりに、本当に久しぶりにバンドで音を出します。

「配信ライブ」というものに対して、人それぞれ、色んな印象を持つと思います。
配信でも見れて嬉しいとか、配信じゃなくてライブハウスで見たいなとか。だから、よっぽど嫌な人がもしいれば、見ないでください。それだけのことです。
「配信ライブ」ってものに不信感を抱いてる人もいると思います、全然見なくて大丈夫です。Twitterとかみたいに、見たくなくても勝手に飛び込んでくるものってあるけど、今回に関しては自分の意思でボイガルのYouTube開かなきゃ見れないから、ご安心を。

ただ、誰がなんと言おうと、俺は、ライブをします。約束します。
絶対にライブです。画面の中だろうがなんだろうが、THE BOYS&GIRLSがこの日やるのはライブです。配信ライブはライブじゃないって思ってる人たちは見なくていいし、やらなくていい。そのかわり、こっちに向かってガヤガヤしないでほしい。こっちは別に、やらない人や見ない人たちに対して、何も思っていないのです。こっちはこっちで、一本の筋が見えたので決行を決めただけ。乗るぜって人、しっかり捕まってくださいな、30日はいいライブしよう。ぐしゃぐしゃの、最悪で最低な、そんなやつに。


配信会場は札幌moleから。世間の大嫌いなライブハウスから。
連絡を取り合い、色々確認して案を出し合ってる。無観客とは言えど、しっかりと対策。アルコール消毒や、換気、最小人数、本番以外の時間の過ごし方、そして本番中。一番届くやり方を今詰めています。あなたがここにいなくても、そこまで届くやり方を我々かき集めています。

ライブってそういうものだ。
何かが鳴ったとき、まさにその瞬間に、命が震えまくって、信じられない感覚と言葉にできない感情で、追いかけるのがやっとになって、並んで走るのも大変で、だけどそこに自分が確かに存在してる。そんなわけないのに、そこにいる。いつも通り、いつも通りじゃないことが、ライブ。そういう風にやってきた。


ボイガルの通販ページ「B OR G」にて、恐縮ながら投げ銭を集めています。
札幌moleと、もちろん、自分らの次のステップへと進むため、力を借りてばかりですみません、良ければ気にしてもらえると嬉しいです。3000円以上していただいた方には、ささやかですが限定デザインの缶バッジをプレゼントいたします。

そしてこの日通販ページにて、
2018年5月のワンマンツアー「少年少女の春の先」で限定販売していた「卒業証書/東京」の2曲入りシングル600円と、2018年9月から回っていたソングフォールズツアーの時に会場限定で出していたボイガル唯一のライブDVD(「少年少女の春の先」ファイナル@新代田FEVERがメインで構成)が3800円、この2つの商品もリストにいれます。
恐らく29日から買えるようになるので、投げ銭と併せてそちらもぜひ。この2つの商品は、数が多くないので、早い者勝ちです。詳しくはボイガルのTwitterをチェックしててください。


あと、注文する際に、好きなボイガルの曲を1曲書いてくれたら、その曲の1フレーズを勝手に選んで直筆して商品発送の時に紙1枚同封します。その辺も改めて、告知します。







世話になってきた場所、街、人、たくさんあります。
ライブハウスだけじゃなくて、たくさんある。
今まで音楽をさせてくれた場所、ライブハウスの他にもたくさんあります。

正直、自分のアンテナ不足は否めず、調べたりはしてるけどきっと追いつけていない。それくらい、ライブハウス支援の為の動きとかたくさんあると思います。
俺も、支える力の一つになりたいと強く思います。みんなもそうだと思います。
だけど、無理せず、周りと比べることなく、自分のできる範囲で気にして動きましょう。それでいいと思います。これはステータスでも、マウント取りでもないから、もしも、もしもそういう風に感じてしまうようなことがあったらすぐ目をそらしてください。

自分の範囲で、いいと思います。
あと、タイミングってのもあると思うし。

札幌も、そういう動きがたくさんあります。
俺もたくさん考えています。で、ひとつ辿り着きました。




所属しているTHE BONSAI RECORDSというレーベル、
そしてそのメンバーが運営しているライブハウス・下北沢近松。
俺はまずは、ここでした。




ビクターとの契約が切れるってなったとき、真っ先に俺を掬ってくれたのが、THE BONSAI RECORDSと近松の番長でありTHEラブ人間の鍵盤弾きでもあるツネさん、そしてスタッフの辻でした。

書き出せばキリがないけど、8億%、ツネさんと辻がいなければ俺は、というかボイガルはここまでやってこれていません。(ツネさん最初トモヤさんとばっか仲良かったから俺嫌われてると思ってて、ちょっと絡みづらかった) あと近松じゃないけど福岡さんも


近松も例によってライブイベントがどんどん中止や延期になり、今たくさん頭使って前に進もうとドタバタしてます。それこそ配信したり、普段バーカウンターで出してたつけ麺(マジで美味しいやつ)のテイクアウトや出前を始めて届けたら。(ツネさんは容器を間違って2500くらい発注しちゃったらしくてやばいらしい何やってんだ)
そしてそれと並行して、ボンサイレコーズとして、ボイガルのこともレーベルメイトのラブ人間とメメタァのことも進めなきゃで。3組ともリリースしてツアーしてっていう超大事なときだったのに全部流れてその対応して。時間もパワーも、きっと足りてないはずだ。(ツネさんってそういえば俺のことゴロウって呼ぶけど俺シンゴなんだけどな)


そこで俺は、考えた。
有料でみんなからお金をかけてもらって、音楽を届けて、その売り上げを直で会社に渡そうと考えた。そしてその音楽は、一人で作る。俺自身もっと音楽と向き合ってもっと楽しめるようになりたいし。スタッフの力を借りず全部自分でやる。

システムと流れは、こう。

音楽を作る
    ↓
ボイガルのYouTubeチャンネル(もしくは近松チャンネル、ここはちょっと考える)に、音源データ(+何らかの映像付)をアップロード、【限定公開】とする
    ↓
通販ページにて500円で購入してもらう
    ↓
購入してくれた方に、限定公開されているURLを送る
   ↓
そのURLを開けば、その曲が聴ける

という流れ。購入してくれた方にのみ、そのURLは発行される。



ボイガルでもなく、今まで通りの弾き語りでもなく、何らかの進化をしながらひとりで音楽を作っていく。俺自身の成長も、もしかしたら共に楽しんでもらうことになるかもしれません。




そしてこれを、月2回、配信していきます。

これは完全にボンサイスタッフ陣には一切相談せずに決めた。わっはっは。
物凄いペースで、取り掛かる。
この売り上げは、すべて、俺を掬ってくれたボンサイレコーズへ。
こんなところで、無くなってもらっては困るのだ。




さっきも書いたけど、タイミングってものがきっとある。
心が追いつかないときもある。
そんな時は、深呼吸して、自分の半径1メートルからでいいと思います。
無理して財布、開けることないですからね。








毎週水曜日、21時から、ツイキャスを使って一人でラジオをしています。
「あいつの声がする」という番組で、大体1時間喋ってます。
今はそこが、THE BOYS&GIRLSのワタナベシンゴとして、一番声が出せる場所です。心の中からの声が出せる場所です。このひとり曲配信の話も、昨日突然した。


良ければ、こちらも聞いてください、これはタダです。(大爆笑2020)











どうせ俺たちはひとりだし、
無理して誰かと繋がろうとしなくていいんです。



それよりも、ほつれた糸を紡いでいくくらいの方が、今は楽だし、それがこのバンドやこのバンドを好きと言ってくれるあなたには、似合ってるんじゃないかなと、そんなことを思います。


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