たった一つのストーリー

ライブが終わって、サイン会が終わって、4人でご飯食べて、ケントボーイズと二人で先にホテル戻ってきた。
今は部屋で一人で、ビール飲んでます。我慢してたから、4日間。






「お客さん20人いたら、俺たちの勝ちな」ってメンバーと始まる直前に話してた。ギャグなんかじゃなく。ほんとに、20人いたら俺たちの勝ちだって思ってた。初めての広島。キャンペーンとかでも行ってない、ほんとに初めての街だった。

だから今もまだちょっと、なんでだろう、って思ってる。何であんた、ナミキジャンクション来てくれたんだよ。って。

ナミキジャンクションは、ビールがハートランドだったってのもあって、リハーサルは今日は「錆びないダイヤ」と「踊るハートランド」を。リハーサルとか音出しで自分の曲をやる(本番でやらない曲ならまだしも本番でやる曲もやっちゃう)バンドって全然ワクワクしないから俺たちはやらないけど、サーキットとか札幌外でのリハ無しとかは別なのだ。笑

もう、とことん使わせてもらうぜよ。ってな具合だよね。
その結果、リハーサルで弦切ってしまったけど。。

本番、ほんとに意味わかんなかった。嬉しかった。あんなたくさん、本当にたくさん、ありがとう。





12月に大阪でライブしたとき、広島の子が見てくれてて、物販のとこで「広島にも来てください、待ってます」って言われたことがあった。広島で俺たちのこと知ってるのは多分君だけだみたいな話をして、必ず行くと言った。広島は任せたみたいなことをその子に言った気がする。(それは言ってないかも)

来れた。その子もどうやら来てくれていた。サイン会のとき、話しかけてきてくれて、あ、こいつだって思ったもん。

やっと来たよー。よかったー来れて。


ライブ中、ギターを弾いてくれた女の子ありがとう。肩車をしてくれてイカした48歳のお兄さんありがとう。Tシャツ来てくれていた3人ありがとう。一生懸命聴いて一生懸命俺たちの音楽で過ごしてくれたあなたありがとう。最後にマイクスタンドの根っこの方持ってフロアの方に向けた時、みんながギューってなって、歌ってた光景と、あのでっかい声が、5時間経った今も離れません。

やっぱり、俺たちの声が一番でかかった。絶対。どこまでも響いてくって絶対。何も怖くないって絶対。





広島、色んな通りがたくさんあった。並木通り、えびす通り、色々。その中の、たった一つの通りの、たった一人のためだけの、たった一つのストーリーのバックグラウンドミュージックになっていたなら、俺は嬉しいです。














4日間あっという間だった。そして、全部絶好調だった。ただ楽しいだけじゃなく、ただ笑ってるだけじゃなく、ちゃんと生きていた気がする。こうやって生きていこうとも思った。忘れてはいけない、フロアにいる人の数だけ、俺たちの1曲がある。
誰よりも優しく、誰よりも冷たく、誰よりもでかい声で歌いたい。です。


3/19@札幌DUCE
1.せーので歌うバラード
2.踊るハートランド
3.ライク・ア・ローリング・ソング
4.錆びないダイヤ
5.あすなろたち
6.合言葉を胸に

3/20@札幌KRAPS HALL
1.パレードは続く
2.24
3.せーので歌うバラード
4.合言葉を胸に
5.今日のうた

3/21@大阪LIVE SQUARE 2nd LINE
(リハ.歩く日々ソング)
1.せーので歌うバラード
2.24
3.踊るハートランド
4.ライク・ア・ローリング・ソング
5.合言葉を胸に
6.すべてはここから
en1.パレードは続く

3/22@広島ナミキジャンクション
(リハ.錆びないダイヤ、踊るハートランド)
1.歩く日々ソング
2.すべてはここから
3.ただの一日
4.ライク・ア・ローリング・ソング
5.パレードは続く



12時間後には、もう飛行機乗るくらいの時間だ。札幌に帰る。札幌帰ったらラジオの収録。楽しみだ、最終少女ひかさのメンバーがゲストで来るし。




酔っ払って、きた。

そういえば昨日の大阪のときに、すべてはここからやってるとき「ぶっ壊れたコンバース」のとこでコンバースぶっ壊れた。28日から、5代目赤コンブラザー君だな。