すべてが終わったそのあとに
23日寂寞の果て、24日闘う君の歌、2日間のライブが終わった。身体の至る所が痛くて今日は目が覚めた。 寂寞は、ようやくほんの少し、見えた気がした。そんな風に思わせてくれたのは来てくれた方のおかげだけれど。色んな街から来てくれた人、いつも来てくれる人、初めて来てくれた人、色んな人ありがとう。ワンマンじゃなく、かといってパーティーでもなく、「寂寞の果て」ということ。僕はたくさん考えている。それでも見えるものや掴めるものはいくつも無いし、ほんのわずか。だからこそ、楽しかったり今日があってよかったという気持ちになったりするのかな。もっと知りたい。もっと見たい。もっと知られたい。もっと見られたい。23日にまた一曲新しい歌を歌った。札幌という街に住んでる僕が札幌という街で出会った友達と組んだバンドで札幌という街で始めたこのイベントで歌うということに、大きな意味を感じていた。寂寞で歌い始めることができてよかったなあ。限定Tシャツも全部売れて、手刷りプリントは60人もの人がやってくれた。僕のDJは、楽しくはなかったとおもうけど、うまいこと時間つぶしになれていたら幸いです。この前の三日間撮影きてた東京在住フウコがこの2日間も来てくれていて、初めて札幌のボイガルを撮ってくれた。始まる前にフウコと「手刷りプリントしてくれた人で、撮ってくださいって人がもしいたらフウコのカメラで撮るってどう?」と思いつきで提案したら、「わー、いいですね、幾らでも撮ります」と応えてくれて。2.3人いればいいなあと思っていたら最終的に13人くらいいたみたいで。その方達も、ありがとう。僕らのライブを撮ってるフウコが僕らを撮ってるカメラで、世界に一つだけの手刷りプリントされたのを持ってるお客さんを撮るって、絶対最高に素敵なことだと思って。や〜嬉しかったなあ。こういうことは普段はできないことだから。年内、もう一度やれたらなとは思いつつ、どうなるかな。 昨日の闘う君の歌は、何から話せばいいかわからないし、何も言わなくてもいい気がするし、言いたいことや思ったことは全部ライブで出したから、来てくれた人がそれぞれで感じたものでいいなという気持ちです。見習うべきことや、力になること、嬉しかったことや、大切にしたいこと。僕にとってプラスになるようなことがそこら中に隠れていて必死にかき集めた、そんな夜だった。ステージは灼熱。